書評:絶対失敗しないシフォンケーキ:石橋 かおり (著) は本当に絶対失敗しないレシピ本だ
最近半年間、定期的にシフォンケーキを焼いてこのブログに写真を投稿していたけれども、それらは全てこの「絶対失敗しないシフォンケーキ:石橋 かおり (著) 」の本に書いてあるレシピの通りに作ったものでした。
この本を見てシフォンケーキを焼いてみて、一発でシフォンケーキ作りのファンになってしまいました。それくらいシフォンケーキとこの本は魅力的なんだと思います。
一番最初にシフォンケーキを焼いたのが、去年の9月。それから7ヶ月間で7回シフォンケーキを焼きました。月に一回のペースです。どれだけハマっているかがわかってもらえるのではないでしょうか。
シフォンケーキの魅力を改めて列挙すると
・原価が安い
・材料がそろえやすい
・短時間で調理できる
の3つがあると思います。
どれもこれも重要です。
シフォンケーキはバターを使いません。ベーキングパウダーも使いません。極論すれば小麦粉と卵があれば作れます。
なので、
「あ、シフォンケーキつくろっ」
って思ったらその場で作れちゃうんですね。
これが何よりも定期的に作り続けられているポイントだと思います。
んで、なによりもこの本が素晴らしい。
当たり前ですけれども上手に作れなかったらつまらないです。美味しく上手に作れるからこそ面白くて続くわけですが、この本は本当に裏切りません。
とは言っても一度だけ失敗したんですが、7回中1回、ジャムを使った若干難易度の高いものですので、まあ、許容範囲内だと思います。
Amazonの書評を見ているといくつか気になるコメントがあるのでここで補足しておきます。
●「 この本には焼き時間がちゃんと書いていないので・・」
これは完全に誤解です。
全てのシフォンケーキにおいて、焼き時間は明記してあります。
こんな本の購入を決定する上でクリティカルな嘘情報がAmazonの書評に掲載され続けているのが残念でなりません。
●「やっぱり失敗しちゃうんですけど・・」
お菓子作り初心者の僕が普通に成功しているので何ともいえない感じですが、一番のポイントはメレンゲ作りだと思います。シフォンケーキの一番のポイントは卵白をいかにしっかりと泡立てるかによります。手で混ぜたら失敗すると思っても良いくらいです。勇気を持って、ちゃんとハンドミキサーを買うと良いです。
ハンドミキサーとこの本を買ってその通りに作れば失敗しません。
●「リキュール・・」
今度試してみたいと思っているんですが、別にリキュール使わなくても作れると思うんですよね。その分水を追加すれば。ただ、この本がリキュールにこだわっているのは単純にその方が美味しい(香りが良い)からなんだと思います。
リキュールを使わずに香りの弱いシフォンを作るくらいならば、もうプレーンのシフォンを作れば良いんじゃないかなぁ、という印象もあります。
ただ、実際に試していないので、やってみてレポート書いてみます。
●この本の通りに作ったシフォンケーキに関する過去記事一覧です
暴想: シフォンケーキを作った
第2弾も発売されています。
他の出版社から第3弾?も発売されています。
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