YouTubeを擁護している人のブログは、エントリー単位で自由にコピペして再配信してもいいんだと思う。
ブログ全部じゃなくて、記事ごとだからいいでしょ。
コピペ元を明示しなくてもいいんでしょ。
さらに、さも自分が作ったコンテンツであるかのように見せてもいいのでしょう。
その上に、広告を貼り付けて、勝手に儲けてもいいのでしょう。
そのブログのオーナーから苦情がきてから、該当記事だけを削除すればいいのでしょう。
彼らの言っていることは、まとめるとそういうことだ。
blog2.0だね。
昔大学時代の知り合いでいっぱいいたパターンが以下の通り。
Photoshopを違法コピーして絵を描くの。で、その絵をネットで配信するときは、しっかりと「著作者は自分であり無断転載は絶対禁止。許さない!」みたいに一生懸命主張する。
自己中もいいところだ。
#########
#知り合いにはてなブックマークされていると教えてもらったので、追記。ってか、自分の知らないところで盛り上がられても反応できないな。。
はてなブックマーク - 暴想: YouTubeを擁護している人のブログは、エントリー単位で自由にコピペして再配信してもいいんだと思う。
まず、前提条件として、このエントリは前に書いたエントリーの延長上にあります。
暴想: YouTubeをどうやったら引用だって思えるんだろうか。。
(1)
最後のPhotoshopの話はもちろん蛇足。
言いたかったことは、著作権をないがしろにする人たちに限って自分の著作権を主張する人が自分の周りには多かったので、著作権に対して自己中な人が多くないですか?という意見。
(2)さも自分が作ったコンテンツであるかのように
最近は違うのかもしれないけれども、少し前までは全ての動画の右下にYouTubeっていうロゴを上書きしていた。それは問題なのではないかという意味。
まあ、みれば誰でもそれがYouTubeが制作したものではないことはわかるけどね。
あと、YouTubeのサイトで動画を見れば出典とかはわかりやすくなっているものも多いかもしれないけど、ブログとかに貼り付けるサービス(?)もあるみたいで、そうなったらもうわかりにくい(わかりやすい仕組みはあるのかも?)。
(3)YouTubeでの著作権侵害を擁護の方が正しいのでは?
その通りですね。
(4)自分のブログは好き勝手にコピーしていいから、云々
まあ、このエントリーは皮肉なので…、そういう風に解釈されてもあれなのですが。
(5)引用元さえ明記すればコピペだろうが再配信だろうがしていいと思う
「引用」ならばその通りだと思う。
でも、前のエントリー(暴想: YouTubeをどうやったら引用だって思えるんだろうか。。)に書いたとおり、YouTubeは引用ではないと思う。
だから、この意見には賛同できない。
(6)YouTube擁護なのか批難なのか微妙な感じ
自分の立場は、
YouTubeの著作権の扱いに対して、正当化して、YouTubeを賛美するに否定的。
逆に、技術的にみたり、ウェブサービス的にみるととても凄いと思う。
このインターネットの社会でこういったものが出てくるのは阻止できないと思うけど、アングラ的に使われるならともかく、著作権的にも問題ないとした上で大絶賛する最近の風潮がどうかとおもうんです。
iTunes Music Storeが出てくる前のナプスターみたいなものだと思いますし、そういう扱いにするべき何だと考えています。
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コメント
こんにちは。
YouTubeでのテレビ番組の配信とかについて「著作権的に問題ない」と思ってる人は少ないと思います。むしろ、そういう判断を「保留」して、だんだん「麻痺」してるというか。日本人お得意のなし崩し芸という。
とはいえ、私自身はYouTubeを擁護と言うよりも、既存の著作権に関する考え方は変わるべき、と考えています。新しいメディアが誕生すれば、著作物による利益発生のメカニズムも変わって当然だと考えるからです。
また、コンテンツを発信できるインフラ(web)が整っているのに、ユーザーが満足できるだけの情報配信が出来ていないのは今のテレビ局やレコード屋、そして著作権管理会社の怠慢だ、とも思っています。無料で試聴できるテレビ番組がYouTubeに流れまくるというのは、根本的にはそのせいだと。
もしかしたらこういう考え方はとても過激と取られるかも知れませんが。
投稿: LSTY | 2006.08.01 13:49
現行の著作権はインターネット時代に相応しくない。テレビ局が過去の番組を全てwebダウンロードできる状態にしていれば、YouTubeなど流行らないでしょう。調べてませんけど、フランス人はYouTubeなど使っていないのじゃないでしょうか。こういう意味でblogのエントリは比較するに相応しくないように思われます。
だからといって、他人の作品を作者があずかり知らぬところで勝手に再配布するのが正義とは思えるわけではなく。ある情報に対して書き手と読み手とどちらが偉いのかというのは、なかなかどうも難しい問題って感じがします。
投稿: kerc | 2006.08.01 21:26
はじめまして。孝好と申します。
トラバ返ってきますので、コメントにて失礼します。
僕と全く同じことを考える人がいるんだなぁと、思いました。
ご笑覧頂ければ。http://soulwarden.exblog.jp/m2006-07-01/#3404779
投稿: 孝好 | 2006.08.01 23:49