カテゴリー「クラシック」の5件の記事

2004.09.20

クラシックな音楽を熱く語る(5)

 こんにちはー。ちょっとお久しぶりなこのコーナー。今回からは少しテンションを変えていきまーす。えぇ、!マーク付けるの疲れたんで…。今日もどんどん行きましょー。
 さてさて、クラシック音楽を語る上ではずせないお方がいらっしゃる。それは、そう、あの人だ!「モーツアルト」だ!ということで、今回はモーツアルトについて熱く語っていきたい!
 モーツアルトと一言で言っても色んな曲があるから難しいし、下手な事言うと「なにでたらめな事いってんねん!オマエ!」と怒られてしまいそうだ。が、あえて素人のデタラメなモーツアルト感で今回は語っていきたい!
 モーツアルトの曲を聴いていて思うのは「なんて基礎的な曲が多いんだろう」ということだ。変な飾りやトリック、レトリックがない。時代が古いせいか、使われている楽器の種類も少ない。なのに、奥が深くて、聴いていて面白い曲が多い。もはや、モーツアルトの実力としかいいようがないんじゃないか!
 が、しかし、正直な話俺はモーツアルトが苦手だ。聴いていると若干眠くなる曲が多い…。こう、ココロにグットくる曲っていうのかなんていうのか。そんな感じだ。クラシック音楽にトライしようとして最初に有名だからという理由でモーツアルトを選ぶと、「うーん、やっぱりポップスがいいかな、自分には」と思っちゃうのではないだろうか!?
 そんななかで、俺が大好きなモーツアルトの曲をいくつかご紹介していきたい!
 ところで、モーツアルトの良さって何だろう??それは、さっきも言った変な飾りがない原点的音楽といった所にあると感じる。あと、前回も語ったような「音楽」、つまり音を楽しむ事ができる曲が多いって事なんじゃないだろうか。つまり、変な感情や、よけいなメロディーによる連想、空想がなく、純粋に音の繋がり、音の理論、音の空間を楽しむ事ができる数少ない作曲家の一人だと思う。
 そんなモーツアルトの中でもとびきりなのが「アイネ クライネ ナハト ムジーク」だ。タイトル通りのこの曲。有名すぎるからわかると思うけど、「チャーチャ チャーチャ チャチャチャチャチャー」って奴だ!(それで、わかるか!ボケ!)
 正直な話、俺はこの曲を小学校5年生くらいの時から聴いていたし、実際に演奏していたけれども、良さを理解して積極的に好きになったのはつい最近だ。10年、それ以上かかってよーやく良さがわかった。あれだ、いっつも喧嘩ばかりしている幼なじみのようなやつだ。
「オマエって全然女っ気がないよなー、もうすこし女らしくしろよー」
「うるっさいわね!アタシはこれでいいの!!」
「やーい!ばーか!」
「タカシ!!」
みたいなことを繰り返していた中学高校時代。
そんな関係が10年以上続いたある大学4年の春、病気で倒れる。ぐはっ。
そんな時に幼なじみのミホコが看病に来るわけだ。
「ほんっとタカシったら馬鹿なんだから」
「うるせーよー」
と、強がってみるののの、なんかいつもとは違う雰囲気。
なんかビミョーにドキドキドキドキ。
その時はもちろんなんにもなかったけど、それから学校で会うと上手くはなせなくて、ひょっとして!?こ、これは、、恋い!?
そうやって意識しだしてミホコを見ると、今まで自分は何を見ていたのか。いつの間にか可愛くなっていやがって。。他の女とは違うちょっと素朴な感じ、そして大人びた雰囲気…。

 そう、このアイネクライネナハトムジークにはそんなミホコみたいな感じがあると思う訳なんだな!この曲、クラシック業界ではあまりにも当たり前すぎて、案外真面目に聞かれる事がすくないのではないかと思う。有名な曲だから適当に聴いていてもメロディーを頭の中で自動補完してくれる。が、こいつ、真面目に付き合って聴いてみるとすっげー、奥が深い。是非とも耳を澄まして最初から最後まで真面目に聴いて欲しい。純粋な音の繋がりと響きを存分に楽しめる貴重な曲だと俺は思う。(この曲は眠くらならないと思う!)

いつもの通り、視聴のリンクだ
Eine Kleine Nachtmusik, KV 525, I. Allegro Mozart
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2004.09.06

クラシックな音楽を熱く語る(4)

 こんちゃーーーーす!!!!!
 ということで今週も張り切って曲を紹介していくぜぇぇぇ!!!!
 まずは最初に嬉しい情報!なんと!このコーナーを楽しみにしてくれている読者がいるらしい!!!うぉおお!!その期待を裏切らないためには今週はいつもより3倍とばして曲を紹介していくぞ!!!みんな準備は出来ているか!!ついてこられない奴は置いていくぞー!!!!!!!

 っと、その前にお知らせだ!Apple iTunes Music Stor(in US)は知っているか!?このサービス、米国在住者向けのサービスな訳だが、視聴するだけならば日本からでも可能だ!ということで、これから曲紹介をしていく時は、この視聴サイトへのリンクを張っていくので是非とも利用して欲しい!ただし、ここで一つだけ注意がある。視聴をするためにはアップルのサイトからiTunesというソフトをダウンロードをしてインストールする必要がある。もちろん、WindowsとMac両対応で無料だ!!この連載を楽しむためにも是非とも導入してもらいたい!ダウンロードはココから可能だ!
 ちなみに、今まで紹介した曲もバックナンバーの方にリンクを張っておいたから是非とも試聴して欲しい!バックナンバーはここから見られるぞ!


 それじゃ本題だ!
 みんな、音楽しているか!!??音楽とはこれすなわち「音」を「楽しむ」と書く!みんな、音を楽しんでいるか!!あくまで俺の主観だから間違っていたらごめんなさいだけれども、音を楽しんでいる人って少ないんじゃないかと思うんだ!みんなが音楽を聴いているときって純粋に音を楽しんでいるんじゃなくて、「リズム」とか「歌詞」とか「メロディー」とか「思い出」とか「懐かしさ」とか「流行」とか「情熱」とかまあその他色々な要素を楽しんでいることが多いんじゃないかって思う!特にジャパニーズな歌詞付きのポップな音楽を純粋に音だけで楽しむ事って凄い難しいと思うんだな!どうしても耳に歌詞が入ってくるし、色んな感情移入をしてしまう。別にそれが悪いって言っている訳じゃない!!!!!けど、たまには純粋に音を楽しむのもなかなか面白いって思うわけだ!というわけで、今回は音を楽しむ曲を紹介するぜ!!!
 ズバリ今日の一曲は「ラベル」の「ボレロ」だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 この曲はやばい。そして、面白すぎる。ただひたすら淡々と同じフレーズを淡々と15分間くらい繰り返していくだけの曲なんだ。しかも、そのフレーズも単純。その、単純な一回45秒くらいのフレーズをただただただ永遠と繰り返していくだけ。ただ、毎回楽器が変化していって色んな音を聴かせてくれる。この曲は最初、静かにスタートする。それが段々、段々、段々、15分間かけて盛り上がっていくんだ。楽器が増えていくんだ。そして、一番最後の最後の部分だけその繰り返しが変化するんだ。15分間続いた無意味な連続が最後に一回変化する。その変化はすべての楽器をつかって一気に変化する。そして、一気に終了する。
 ふう、思わず語っちまったぜ!これ、クラシックだから真面目に語りたくなってしまうけど、きっとラベルが現代に生きていたら我々はテレビで演奏されるボレロに対してこんなこと言ってしまうだろ。
「やってくれました、ラベルさん」
「ラベル、ボレロキターーーーーーーー!!」
「ラベル、頭悪すぎ(w」
「ボレロ…(ぷぷぷ」
 っていうかだ、昔の奴らは狂った奴多いとかと俺は思う!むしろ、最近のアーティスト達の曲の方がすっごく真面目で、普通で、堅苦しくて、形式にハマった曲が多いんじゃないかって思うことすらあるって思うのは俺だけか!!??
 ということで、下のリンク先から是非とも視聴して欲しい。試聴は数十秒間だけだけど、まあ、あれだ!その数十秒間が十数分間続くって考えてもらって間違いない!うわっ、超試聴に適した音楽じゃんボレロとかって!!!iTMSの為にラベルはこの曲を作曲したに違いない!!流石!!21世紀を見越した作曲家だぜ!!意味不明(ファインディング)ニモほどがあるからこれで今回の曲紹介は終わるぞ!!!!!
 というわけで、みんなもCD屋さんへゴー・ゴー・ゴーだ!!!!!!!!!!!

Ravel Bolero
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2004.08.29

クラシックな音楽を熱く語る(3)

 よ!
 ということでまだまだ続くゼこのコーナー。この意味不明なテンションに一番とまどっているのは何より自分だ!というわけで、見捨てずに今回もお付き合い願いたい!!一生懸命文章を考えて書いているから!!!
 今回のテーマは「癒し」だ。俺は毎日猛烈に疲れている!会社で沢山働いて、帰りの電車の中ではもうヘトヘトだ。そんな時に音楽が欲しくなったりしないか!?俺は欲しい。というわけで、そんな疲れている体を癒してくれる俺のお薦めの曲は「ドボルザーク」の「新世界」だ!!!だ!!!だったらだだ!!!だだだ!!
 この新世界はいい!俺、もう大好き(はぁーと)。この曲を聴くと疲れとれちゃうぜ~!。この新世界はアルバムで、いくつかのタイトルに別れているのだけれども、全部を通して聴いていきたい!。その新世界、どんな曲かというと、超有名な曲だったりする。そう、みんなが知っている「遠き山に日は落ちて」のメロディーなんだ!「とーおきーやーまにーひーはおーちてー」ってやつだね!あのメロディーを木管楽器で奏でていくんだ。どうだい、ゾクゾクしないか!?
 まず最初に、オーボエが主旋律を奏でる。そして、段々と色んな楽器が加わっていって盛り上がっていくんだ。盛り上っていくといっても、もちろんあのちょっと寂しい感じのメロディーは崩れない。あの哀愁漂う雰囲気がそのまんま、どんどんと俺らを攻めてくるというわけだ!これはいい!たまらない!!俺は、お気に入りのヘッドフォンをiPodに接続して、部屋の電気を消しつつ布団に潜り込んで、この曲を聴きながら寝る事が多いんだ。もう、至福のひとときだぜ!
 まあ、新世界の遠き山に日は落ちての部分だけを聴くのも十分に楽しくて愉快でたまらないし、是非とも一番最初にこの曲を聴いて欲しいんだけども、できれば前後の曲も聴いて欲しい!ちゃんと曲同士に繋がりが出来ていて、お互いの良さを引き出しているし、最後には一つの曲になっていってとっても良い感じだ。
 ちょっとここで、CDに付いてきた解説書の受け売りをやるよ!この新世界って曲は、ドボルザークがアメリカへ一人で渡った時に母国に対してホームシックになったために書いた曲らしいんだな。つまり、作曲者自身が寂しくなって仕方なくて「おかーちゃーん!!おいら寂しいよー!お国に帰りたいよー!!(涙)」って時に作曲したらしいんだ!そりゃ、この曲聴いたら癒されるわけだよな!
 このCDでともに癒されてみようぞ、諸君!
 というわけで、みんなもCD屋さんにGO!だー!!!!!!!!!


"New World": II. Largo Dvorák
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2004.08.28

クラシックな音楽を熱く語る(2)

 みんな元気かーー!もちろんこの連載は続くぜ!みんな、ついてこい!!前回は失恋ネタで盛り上げてみたが、今週は真面目に行くぞ!真面目に語ってみたい!!
 みんなそれぞれ「好きな曲」というのがあると思うが、「改めてどの曲が好き?」と聞かれて一曲を選ぶのはなかなか難しかったりしないかい!?あと、好きな曲ってころころ変わっていったりしないかい!?俺も大抵の曲は一時期好きだけれども、暫くたつと浮気していたりする事が多い!そんな中ずっと一番ってわけじゃないが、洋楽、邦楽、ジャズ、クラシック関係なく僕が知っている曲の中でここ8年間くらい好きな曲が俺にはある!(ちょっと語りモードにはいるぜ!)年がら年中この曲が大好きでずっと聞いているってわけじゃないが、いつも僕の側にはこの曲がいた。まあ、しょっちゅう浮気はしていたが、暫くたつと戻ってきてる。そんな曲。素敵だろ?まあ、本当の恋愛に浮気は禁物だが音楽の浮気は自分の幅を広げてくれるから良い事だと思う。
 というわけで、その曲を今回はみんなに紹介したいぜ!単刀直入に紹介すると「ビゼー」の「カルメン」の「間奏曲」だ。この曲、とても短くてシンプルな曲だがとっても綺麗な旋律を奏でる。楽器はフルートを中心とした木管楽器。綺麗に放物線を描くように、そしてそれがたたみかけるように曲が流れていく。そして、この曲の良い所は特に何かを連想させる事がないという事。あれだ、別に批判をするわけではないが、特定の歌詞とか何かを連想させるメロディーは自分の考えを拘束するから、ずっとその曲を好きでいる事が難しいと思うわけなんだな。きっとこの曲がずっと俺の側にいるのは、ただ単に綺麗なメロディーだからなんだと思う。どうだい、今回は真面目だろ?
 俺はフルートを吹くのだけれども、その演奏する曲の中でも一番好きだといいたい!吹いていても気持ちが良い!聞いていてもいい!最高だ!この曲の為にフルートを練習し続けてきたね!みたいな!
 みんなはずーっと変わらない気持ちで(懐かしいとかじゃなく現役で)一つの曲を思い続けてきた事はあるか!俺は多分、これから先もこの曲に恋し続けていくんだと思うぜ!
 というわけで、みんなもCD屋さんにGOだ!


Carmen: Entracte (Act III) Bizet
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2004.08.21

クラシックな音楽を熱く語る(1)

 へい、ゆー!みんな元気か!音楽聴いているか!このコーナーは、俺が気に入った曲をどんどん紹介していくところだ!が、普通なポップミュージックを紹介するのでは面白くない!ということで、クラシック限定の曲を紹介していきたい!ガンガン紹介したい!紹介させてくれ!ということで、第一回目のスタートだ。
 記念すべき第一回目のテーマは、みんなの共通のテーマを取り上げて盛り上げていきたい!そう、「失恋」だ!!!みんな、元気に失恋しているか!?俺はしているぜ!しまくりだ!やりまくりだ!もういつでもかかってこい(えっへん)!俺もそうだし、みんなもそうだと思うが、失恋したときには音楽が欲しくなるだろ!そう、音楽を聴きながら失恋の痛みを噛み締めて涙を流して元気を出して明日を生きていくわけだ!
 ところでみんなは失恋したときにどんな曲を聴いて涙を流しているのかい!?よくあれだ、「甘い失恋バラードな曲」とか「勇気と希望に満ちあふれた曲」とか聞いている人が多いんじゃないかと思う。まあ、あえて固有名詞は出さないが、みんなが思い浮かべるあんな曲やこんな曲が有名なんじゃないかと思う。しかし!俺はそういう曲だと泣けないんだ!こうなんていうか、逆に醒めてしまうんだな。暗い気持ちの時に慰められるような曲だと駄目なんだ。じゃあどういう曲を聴くのかというと「明るくて、失恋とは全然関係がない曲」だ。もう、そういう曲を聴くと涙がボロボロってわけだ。なんでかっていうと、自分の今置かれている境遇と、全然違う世界の境遇の“差”に対して涙してしまうわけだ。伝わったかな!?
 というわけで、そんな俺がオススメする失恋したときに聞くと涙する曲を今日は紹介しいていきたい。それは「メンデルスゾーン」の「結婚行進曲」だ!そう、みんながよく知っている、結婚式に流れてくるあの曲だ。「ぱぱぱぱーん、ぱぱぱぱーん、ぱぱぱっぱっぱっぱぱっぱーん♪」って曲だ。これはやばい!どれくらいやばいかって言うと、明らかに失恋とは正反対の世界の曲だ!どれくらい正反対かというと、失恋はもう永遠にその好きな人との関係が切れてしまう出来事に対して、結婚は好きな人と永遠に関係を続けていこうとする出来事だからだ!そんなことわざわざ説明しなくてもみんなわかっている!!(>自分)
 もうあれだ、失恋して落ち込んでいる時にこの曲を「ああ、あの人と結婚して一緒にこの曲を…」なんて考えたら涙ボロボロになること間違いなし!沢山涙を流して明日を生きていこうぞ、諸君!
 ただしだ、これには一つだけ副作用がある。それは、人生で一番ハッピーなときに聞く音楽が失恋の時の思い出の音楽になってしまうということだ!!!!!!これはやばい!どれくらいやばいかって言うと、結婚式の時に思わず涙が流れてしまうくらいやばい!!!!でも大丈夫だ!みんなが結婚式の時に涙を流していても、だれも失恋の時のことを思い出して泣いているなんて気づかないからな!!!周りの人たちは結婚で感動していると思ってくれているにちがいない!

 話は変わるが、メンデルスゾーンって凄い奴だって思わないかい!?世界中の(!?)人たちに結婚を連想させる曲を作っちまったんだからな!きっと毎日日本で、世界中でこの曲が流れまくりで、みんなを泣かしているに違いない!もし現代作曲家だったら著作権料でぼろもうけだ!みんなをハッピーに、そして涙させてしまう曲を作ったメンデルスゾーン。そんな結婚行進曲というベタなネーム。こんな凄い曲を聴かないなんてもったいない!実際にヘッドフォンを付けて改めて聞いてみるとなかなかに面白かったりする。まあ、たいして深くもないが、浅くもない!ってよく分からない批評するな!!自分!
 というわけで、みんなもCD屋さんにゴーだ!


A Midsummer Night's Dream Wedding March Reprise Felix Mendelssohn
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